神奈川県・伊勢原市・大山阿夫利神社>古社巡拝録
大山阿夫利神社 おおやまあふりじんじゃ |
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ご祭神 | ・大山祗大神(おおやまつみのおおかみ) ・高おかみ神 ・大雷神(おおいかずちのかみ) |
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鎮座地 | 神奈川県伊勢原市大山 | |
参拝日 | 2018.10.31 |
<由緒>
大山は古くから山岳信仰の対象として知られ
山頂からは祭祀に使われたとされる縄文土器が発掘されるなどしている。
大山は山上によく雲や霧が生じて雨を降らすことが多いとされたことから、
「あめふり山」とも呼ばれ、雨乞いの対象としても知られていた大山阿夫利神社は、社伝によると崇神天皇の御代[に創建されたとされる。
延喜式神名帳では「阿夫利神社」と記載され、小社に列している。天平勝宝4年(西暦752年)、良弁により神宮寺として雨降山大山寺が建立され、
本尊として不動明王が祀られた。以後、神仏習合が続く。中世以降は大山寺を拠点とする修験道(大山修験)が盛んになり、
江戸時代には当社に参詣する大山講が関東各地に組織され、多くの庶民が参詣した。
源頼朝を始め、北条氏・徳川氏など、武家の崇敬を受けた。