阿保神社 あぽじんじゃ |
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ご祭神 | ・大己貴命(おおなむちのみこと) ・素戔嗚尊等(すざのおのみこと) ・伊弉冉(いざなみのみこと) ・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと) ・大宮女大神(おおみやめのおおかみ) ・布留大神(ふるおおかみ) |
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鎮座地 | 児玉郡神川町元阿保1 | ![]() | |
参拝日 | 2013.8.28 |
<由緒> 当社はその立地から丹党安保氏により鎌倉期以降に祀られたことが 推測されるが、『明細帳』に載る由緒は更に古く、平安期の創建と伝え、 「当社ハ阿保朝臣人上ノ創立セシモノニシテ延喜式当国四十四座ノ一 則今城青八坂稲実神社ナリト云伝フ。朝臣ハ伊賀国阿保村ノ人ナリ 延暦三年(七八四)十一月従五位下ニ叙セラル任地ニ来ルヤ地ヲ茲ニ相シ 一城ヲ築キ今城ト称シ本国ノ地名ヲ移シテ阿保村ト云。社号ノ依テ興ル所以ナリ。 阿保青国音相近シ故ニ式ニ青坂ト記セリ。ソノ後治承四年(一一八〇) 阿保ニ郎丹次実光崇敬シテ社殿ヲ造営ス(以下略)」とある、 これに見える阿保朝臣人上は『続日本記』延暦五年(786)八月八日条に 武蔵国国司としてのその名が見える。『風土記稿』に当社は 「六所明神」と見えるが、明治以降阿保神社と改称した。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() -----------------------平成元年建立 狛犬 ------------------------ ![]() ----------- ![]() |
<参拝メモ> この辺りは、県境を群馬県に接し、埼玉県でも最北部になる。 西に秩父山地、北には上州の山々が連なって、見晴らしの良い場所である。 往古、この地に来り、土着した人々は、遮るもののない原野で 縦横無尽に活躍したのであろうか。 夏の陽は西に傾いても、未だ暑かったが 野面を渡ってくる風は爽やかだった。 (駐車スペースあり) |