天慶5年(942年)、源経基が平将門の乱平定のため東征した折、 |
高尾稲荷 |
<参拝メモ> 都心の一等地、元麻布に鎮座している。 知人のYさん夫婦と、麻布十番で食事をした帰りに立ち寄り参拝。 ところでこの狛犬、境内片隅の、排水溝の傍らに 無造作に地面に置かれたままであった。 (偏見かもしれないが、自分にはそう見えた) 作風から見ても江戸期のものである。 機械的に作られた、真っ白な現代型の狛犬が多くなった今、 こういう古い狛犬は、貴重な文化遺産であるはずなのだが・・。 この神社では、何か意図があって、このような置き方をしているのだろうか。 家に帰り、ネットで調べていたら、この神社には他にもう一対 古い狛犬が居るということを知った。 見落とすはずが無いと思ったら、やはり目だたない木陰に 置かれていたようだ。 部外者の口を出すべきことではないが、きちんとした台座の上に据え、 神社正面に安置してあげられないものだろうか。 このままでは狛犬が可哀そうだ。 |