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伊勢大神社
いせだいじんじゃ
 ご祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)


 
 鎮座地 深谷市横瀬337
 参拝日  2013.6.27

<由緒>

当社は、古くは大神宮と号し、別当は地内の新義真言宗華厳寺であった。
この華厳寺は、建久五年(1194)の創建と伝え、本尊は
大日如来である。また、境内には大日堂があり、
この堂は横瀬氏の建立と伝えている。
当社の創建は、この別当華厳寺の信仰と深くかかわると考えられる。
それは鎌倉期成立の『沙石集』に「内外(うちそと)の両宮は金胎両部の
大日如来とこそ習ひ伝へて侍れ」とあるように、伊勢両宮の大神は
大日如来の化出したものであると説かれていることによる。
横瀬には、当社のほかに、かって聖天社と号していた
鎮守の横瀬神社がある。当社は恐らく、華厳寺が祀る聖天社と
一対をなす伊勢両宮勧請の社であり、これが貞亨年間年間(1684−
88)に、横瀬が本田と新田に分離したのに伴い、その鎮座地の
関係から、新田の鎮守として祀られるようになったのであろう。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より














<参拝メモ>
下手計の鹿島神社から横瀬神社へ向かう途中、
こんもりとした森を中の当社を見かけ、参拝。
辺りは見渡す限りの田圃で、あたかも緑の海に浮かぶ
小島に鎮座している・・、そんな感じの神社だった。
木陰に車を停めしばし憩っていると、野面を渡ってくる風が
涼しくて気持ちよかった。
狛犬もいない、本当に小さな小さな社で、
予定にもない神社だったが、こんな出会いも又、
ご利益というものだろう。


(駐車スペースあり)





   
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