<由緒> 社伝は、当社の創建を天慶三年(940)に俵藤太が、将門追討に向かう時、 当地において病に罹り、日ごろ信仰している赤城大神と薬師如来に祈り平癒し、 後に藤太の子孫がこの地に住んで本田次郎近常と名乗り、先祖をしのんで 赤城神社と俵薬師を祀ったという。 当社は口碑によると、昔はこの本田屋敷内に祀られていたという。 『大里郡神社誌』は、古くは、現在地より一〇町余りの所にあったと伝えているが、 移転の時期は不明であるとしている。 明治四十一年に、地内黒の谷の稲荷神社、後鷹の巣の愛宕神社を合祀し、 大正七年四月に社号を坂上神社と改称した。 「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より |
境内社 ------------------------- ------------------------- 平成2年(1990)建立 新炎形狛犬 ------------------------- 洋種狛犬 ------------------------- 外来種狛犬 平成26年3月奉納 |
<参拝メモ> 参道脇に外来種狛犬が据えられていたのに少々驚いた。 不釣り合いと言っては、寄進した人に失礼かもしれないが、 アンバランスな感じは否めない。 それに参道両脇には伐採されたあとの切り株が残され、 最近、社叢林が切られたらしい。 帰って「埼玉の神社 埼玉県神社庁」を調べたら、 掲載されている写真には、鬱蒼とした林が写っていた。 これも時代の流れで仕方ないのだろうが・・。 (駐車スペース有) |