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下手計・鹿島神社
しもてばか   かしまじんじゃ

 神紋 左三つ巴
 ご祭神

 
 鎮座地 深谷市下手計1145
 参拝日  2013.6.27

<由緒>

当社の創建については。二つの経緯が考えられる。
まず、第一は、当地に隣接する中瀬の地は、利根川に臨み、
かって鎌倉古道である北越街道の通路に当たる渡船場があり、
また利根川の舟運にかかわる河岸場が置かれていたことから、
古くから要衝であったことがわかる。このような背景から、
利根川の舟運にかかわる村人が、日ごろから航海安全の神として
信仰する常陸国一ノ宮の鹿島神宮の神を当地に
分霊したとする説である。
第二は、かって隣村の大塚島に鎮座する鹿島大神社の社領であった
と伝える下手計・沖・戸森・内ヶ島・田中(伊勢方の小字)などの
村々などには「鹿島社」が祀られている。
このことから、当社は往時、この鹿島大神社から分霊を受けた
とする説である。
いずれにせよ、鎌倉公方足利基氏御教書に、貞治二年(1363)に
安保信濃入道所領の跡、下手計の地を岩松直国に与えると
あるところから、この時期既に上下に分村していたことがわかり、
当社の創建もこの時代までさかのぼるのであろうか。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より









渋沢栄一揮毫の社号額









神楽殿

昭和9年(1934)建立 炎尾形狛犬



欅の神木




<参拝メモ>

渋沢栄一記念館の前に鎮座している。
記念館見学後に参拝。
境内に保存されている、欅のご神木の大きさが印象的だった。


(駐車スペースあり)





   
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