<由緒> 当社の創建は、神伝によると、天文四年(1535)のことである。 一方、草分けの江原晴松家の口碑によれば、先祖江原主計守勝が 元応二年(1320)当地に土着し八王子神を祀ったことに始まるという。 『風土記稿』に、当社は八王子権現社と載り「当村及柏合村の鎮守なり 両村持」とある。 『風土記稿』が、更に「元禄の後、村内の半を裂て御料となしし頃、 当村は元の字を用ひ、日根野が知行の方は、柏の字に 書換しものなるべし」と述べているように、江戸中期分村したものであろう。 この、柏合にも八王子神社があり、「分村の時、樫合の八王子権現の 祭神である八王子のうち、男神の五王子を柏合に移し、樫合は 残った女神の三王子を祀っているという」 これを裏付けるように、当社の氏子は「女の神様で、 ハツオンサンサマ(八王子様)というお産の神である」と言っている。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
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<参拝メモ> 深谷の市街地を離れ、県道62号線を西へ。 秩父の山々が近くなった。 上越新幹線を潜った先に鎮座している。 付近に、「深谷グリーンパーク」という施設があるらしいが、今日はパス。 農家のビニールハウスなどが立ち並んでいる。 この辺りは切花の栽培も盛んだ。 常世岐姫神社は、行田市にもあり、昨年参拝している。 (駐車スペースあり) |