鳩山町大豆戸・三嶋神社>埼玉の神社>古社巡拝

大豆戸・三嶋神社
 まめど     みしまじんじゃ

ご神紋 左三つ巴
 ご祭神

 
 鎮座地 鳩山町大豆戸788
 参拝日  2013.12.25

<由緒>

大豆戸は、江戸期は豆戸、馬見戸とも記した。
岩殿丘陵の南部に位置し、一帯は鳩川支流の浸食からできたなだらかな斜面である。
当社は旧鎌倉街道上道(かみつみち)の西側に鎮座している
当社は、左兵衛督源朝臣足利持氏が応永二十三年(1416)の上杉禅秀の乱の
平定に当たり、この地に陣して天下安泰と戦勝を祈願し、伊豆の三嶋社の分霊を
祀ったことに始まると伝える。
持氏は、乱を翌年十月に鎮圧できたことから、祈願成就によって十月十四日に
伊豆の本社に「武蔵国比企郡大豆戸郷」を社領として寄進した。
この時の寄進状は三嶋大社に保存されている。以後、当社は伊豆の三嶋社の
神領の鎮守として崇敬されたものであろう。
明治四十年四月に、八幡社・天神社・諏訪社の三社を合祀した。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より













昭和18年(1943)建立 炎尾形狛犬



<参拝メモ>

一の鳥居から社殿まで、百三十メートル以上も続く、桜並木の長い参道は、
今も馬場と呼ばれ、かってはここで、流鏑馬が行われていたという。
静かな境内からは、古の賑わいを偲ぶべきすべはないが、
桜の花のころは素敵なところだろうなと思った。

(駐車スペースあり)





   
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