<由緒> 当社は、槻川上流の山間部に位置する坂本のほぼ中央に鎮座する。 坂本の地名は、粥新田峠の坂の本に集落があることに由来する。 『風土記稿』坂本村の項には、当社について、「建久年中重忠創建のよし云伝ふ、 慶安二年五石一斗余の御朱印を賜ふ、社地九町四方、村中の鎮守なり、 例祭八月十五日(中略)石段を登ること廿余級にして本社に至る云々」とあり、 別当として本山派修験の神力坊真如山の名が記されている。 この文中にある「重忠」とは、秩父荘司畠山重忠のことで、社頭にある 時雨桜は、重忠が植樹したものであると伝える。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
本殿 郷賢社 五社稲荷社 熊野社 愛宕社 稲荷社 金山社 浅間社 ------------------------- 昭和5年(1930)建立 炎尾形狛犬 ------------------------- 昭和10年(1935)建立 炎尾形狛犬 |