広島県広島市・白神社>古社巡拝録

白神社
しらかみしゃ

神紋 鷹の羽 
 ご祭神 
菊理媛神(くくりひめのみこと)
・伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
・伊弉冉尊(いざなみのみこと)


 鎮座地 広島県広島市中区中町7-24
 参拝日 2015.10.16

<由緒>

白神社のある中町一帯がまだ海であった頃、
現在神社のある地点は海面から突き出た岩礁であった。
そこに衝突する船が後を絶たないため、当時の船人により岩礁上に白い紙がたてられ、
海難事故を防止する役目を果たしていた。
やがてこの岩礁は三角州の発達や干拓工事などにより徐々に地上に露出しはじめ、
海難事故とは無縁になっていくが、船の安全な運航に貢献した白紙に代わる
守り神の象徴として祠が建てられた。
祠は白紙にちなみ「白神(しらかみ)」と呼ばれ、住民の信仰のを集めた。
、その創建時期については記録がなく不詳。

祠は時を経て徐々に規模を拡大していき天正19年(1591)9月にき、
広島城を築い毛利輝元たにより新しい社殿が建立された。
この社殿を城主の氏神、広島城下の総産土神(そううぶすながみ)とし、
最盛期には近隣の旧国泰寺に連なる広いを境内を持つ神社に発展した。

、明治6年(1873)2月郷社に列す。

昭和20年(1945)8月6日、原爆投下により爆心地から約600メートルに位置する当神社は、
地下に保存していた重要書類を残し建造物は完全に焼失したが、
同年10月に祭祀執行のため急造の仮社殿が建てられ、
10年後の同30年12月に現在の形に再建された。

「WIKIPEDIA}より











常盤稲生神社


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昭和8年(1933)建立 狛犬


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昭和3年(1928)建立 狛犬






<参拝メモ>

平和記念公園に至る平和大通りの
白神社交差点の角に鎮座している。
広い道が縦横に走り、周囲にはオフィスやホテルが立ち並んでいる。
原爆により、当社も壊滅的な被害を受けたらしいが、
立派な社殿は立派に再建されてた。
狛犬は3対座っているが、その中の2対は昭和3年と8年の年号が読み取れる。
この狛犬たちは、原爆の惨禍を目の当たりに見ていたことになる。


(駐車スペース有)



     
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