<由緒> 往昔、烏川と利根川が、当地付近を流れるときに 激しい流れを見せていたことから、この辺りを「瀧ノ瀬」と 呼ぶようになったといわれ、平安末期から鎌倉時代にかけては、 武蔵七党の一つ丹党の勢力範囲にあり、丹党安保次郎実光の孫光直は、 地頭職として当地に居住してより、地名の滝瀬を名乗っている。 『児玉郡誌』によると、』当社は嘉禎ニ年(1236)に、 この滝瀬主水正光直とその子嵯三郎兵衛経氏父子の発願により創建し、 同氏の遠祖第二十八代宣化天皇を祀ったとある。 神仏分離後、社号をニ柱神社、祭神を伊弉諾尊命・伊弉冉尊命に改め 明治五年四月の村社列格とともに、地域の総鎮守にふさわしいようにと、 村名から滝瀬神社と改称した。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
------------------------- 昭和15年(1940)建立 子連れ炎尾形狛犬 ------------------------- 天満宮 |