さいたま市岩槻区・秋葉神社<埼玉の神社>古社巡拝録
<由緒>
口碑によれば、当社の創建については、次のように伝えられる。
江戸時代の中頃のこと、横町(現在の栄町)から火の手が上がり、
杉並(現在の秋葉町)の辺りまで焼け野原になってしまった。
そこで「これではいけない」と思った杉並・横町の人々は合議の末に、
代表者を静岡県周智郡の秋葉本宮へ送り、神体を受けてきて、
享保十二年(1727)四月十八日に当社を建立したという。
当社境内には、天狗面をおさめた「お面様」があり、
毎年七月十八日に祭礼が行なわれる。
「お面様」の天狗面
「埼玉の神社 埼玉県神社庁)より
稲荷 稲荷 お面様をおさめる末社 ------------------------- ------------------------- 天保3年(1832)建立 流れ尾形狛犬 |
<参拝メモ> 東武野田線岩槻駅から国道16号線に向かってまっすぐに伸びる 大通りを800メートルほど進んんだひだりに鎮座している。 御祭神の河菜姫命については、詳細は不明だが、 埼玉県に多い香取神社の祭神でもあることから 水の神ということで、火産霊命とともにペアで祀られたのかもしれない。 (駐車スペース有) |
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