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上落合・神明神社
かみおちあいしんめい じんじゃ

 ご祭神
天照大御神(あまtらすおおみかみ)

 
 鎮座地 さいたま市中央区上落合513
 参拝日  2013.2.28

<由緒>

当地は、大宮台地上にあり、南東部側を東縁高(鴻)沼用水が、
西部側を高沼排水(通称霧敷川)が流れる。
また、ここにある上落合は、江戸期を通じて氷川神社社領であった。
当社の創健年代は不詳であるが、口碑によると伊勢参宮を行った
村人が御師より御祓大麻を受け、これを当地に祀ったと伝える。
天保七年(1836)の「上落合村絵図」には、
村の東方に「神明宮」と記録されている
「風土記稿」には「村民持」とあり、氷川神社社領であったことから
別当寺は存在せず、村人の管理する社であった。
また、村鎮守としての維持運営費は、
「年貢皆済目録」(東角井家文書)によると毎年二俵が充てられていた。
安永九年(1780)七月、氏子の井山氏は「神明宮」の扁額を奉納している。
また、同年五月、井山源七と近藤伊兵衛が当社世話人の時
、「江府之筆屋清治郎・与野町菓子屋与左エ門」が、
さらに同年十一月、「当山由翁家与野町大黒屋彦兵衛」が
「所安全・諸旦方所縁之子供繁昌・家内安全」を祈念して
石灯籠を寄進している。
社殿は、古くより茅葺き屋根の入母屋造りであったが、
昭和五十八年四月五日、鉄筋コンクリート造りの社殿に改築している。
本拝殿は、銅板葺きの神明造りである。


                           2019.8.12追記




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稲荷社
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<参拝メモ>

JR埼京線北与野駅の東、
直近のところに鎮座している。
ここはさいたま新都心として
近年急発展してきたところで
高層マンションや官庁の高層ビルなども
立ち並び、神社はその一角に
静かに鎮座している。


   
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