東京都北区・上田端八幡神社>古社巡拝録
上田端八幡神社 かみたばたはちまんじんじゃ |
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ご祭神 | ・品陀別命(ほんだわけのみこと) |
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鎮座地 | 東京都北区田端4-18-1 | |
参拝日 | 2018.5.24 |
<御由緒>
江戸時代の田端は田端村と呼ばれ、上田端と下田端にわかれていました。
この八幡神社は上田端の村人の鎮守で、祭神は品陀別命(ほんだわけのみこと)です。
文治五年に源頼朝が、この地の豪族豊島氏と共に奥州の藤原一族を平定(奥州征伐)し、
その帰路に駐留した証として、鎌倉八幡宮を勧請し、郷土の鎮守としました。
別当寺は大龍寺です。
この付近の畑の中に、「争いの杉」と呼ばれる神木がありました。
高さは二丈五尺(約8.3メートル)、幹の太さは九尺(約3メートル)、
遠くから見ると松にも見えたそうです。
奥州へ源義経を討伐に向かう途中の畠山重忠がこれをみて、
家来と「松か杉か」で争ったという言い伝えがあります。
境内には白髭神社、稲荷神社、大山祇(ずみ)神社が祭られています。
東京都北区HPより