春日部市・・倉常神社>埼玉の神社>古社巡拝録

    倉常神社
      くらつねじんじゃ  

神紋 左三つ巴
 ご祭神 
軻遇突知命(かぐつちのみこと)

 鎮座地 埼玉県春日部市倉常277
 参拝日 2016.4.20
<由緒>

『明細帳』には、「慶安元年(1648)三月鎮座」と載せ、
更に明治七年七月に村社となり、同四十二年四月に字須釜の無格社
稲荷神社(氏子は八海山神社と呼ぶ)・無格社香取神社、字西打田の無格社
日枝神社の三社を合祀したことを機に地名を採って倉常神社としたとある。
往時の別当は、当社参道に隣接していた大倉坊で、元禄三年(1690)
修復と伝える本殿の扉や柱にある「卍」紋が、神仏習合当時の名残をとどめている。
また、境内に建ち並ぶ「天神宮」や「天満宮」などと刻まれた多数の石祠は、
その大倉坊で行っていたと、思われる寺小屋による天神講の信仰から
祀られたことが推測される。
大倉坊は、神仏分離により復飾し、伊藤姓を名乗り神職となった。


「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より





















境内社

境内の石祠








<参拝メモ>

春日部市北部、旧庄和町に鎮座している。
参拝に訪れた日は、境内の八重桜が満開だった。

(駐車スペースあり)



     
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