春日部市牛島・女体神社>古社巡拝


牛島・女体神社
うしじま  にょたいじんじゃ

 ご祭神
・比賣命(ひめのみこと)

奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
澳津彦命・澳津姫命(おきつひこ/ひめのみこと)
・火霊之命(ほむすびのみこと)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
保食命(うけもちのみこと)

 
 鎮座地 春日部市牛島605
 参拝日  2014.5.01

<由緒>

牛島は、「内島」の意とも「浮島」の意ともいわれる。
これは西を古利根川、東を庄内古川に挟まれた地形に由来するものと思われる。
当社は、元来神明社として祀られていたが、何らかの事情で、後に女体神社となり、
神明社はその末社となった可能性が考えられる。現在、その神明社の存在は
確認できないが、社名不明の末社がこれであろうか。
『風土記稿』によると、「女体社、村の鎮守なり、蓮華院持」とあり、江戸期には、
真言宗天女山蓮華院の管理を受けていた。この寺は現存しないが、
当社から東に四〇〇bほどの所にある「牛島の藤」の敷地が境内跡と伝えられている。
なお、この藤は一ニ〇〇年の樹齢があるといわれ、国の特別天然記念物」に指定されている。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より















拝殿前の小さな狛犬

仙元大神塚



天満宮 稲荷 神明社と思われる小祠



カラタネオガタマ

カラタネオガタマの花



<参拝メモ>

「牛島の藤」を見にゆく前に参拝。
境内の広い、清々とした神社だった。
拝殿前に「オガタマ」の木が植えられており、黄色い花が盛りだった。
「オガタマ」は、天鈿女命が天岩戸の前で舞った時に手にしていたものといわれ、
以前、他の神社で見たことはあるが、花を見るのは初めてだった。
ところが、境内に植えられていたのは「カラタネオガタマ」といって、
中国原産種で日本古来の種類とは違うらしいので、少々がっかりした。


(駐車スペースあり)





   
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