<由緒> 古老によると「度重なる水害と疫病に悩まされた里人は、 三明院(真言宗観池山地蔵寺)と相談して天王社を祀ったという。 何でも鎌倉時代だった」と、当社創建の事情を語っている。 『風土記稿』池辺村の項には「熊野社 村の鎮守にて三明院の持、 天王社 同寺の持」と載せている。 明治四十年、権現脇にあった村社熊野神社をはじめとして、字山王の日枝神社、 字南宿の厳島神社を当社に合祀し、社名を熊野神社と改めた。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
------------------------- 昭和15年(1940)建立 子連れ炎尾形狛犬 ------------------------- |
<参拝メモ> 当社は古くから天王様と呼ばれ、疫病除けの神として信仰を集めていたが、 合祀後は社名変更に伴い、”おくまんさま”と呼ばれ、何でもかなえてくれる 神様として氏子の信仰が厚く、家庭内にとどまらず地内に変事があった時には 必ずお参りする。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より (駐車スペースあり) |