川越市中福・稲荷神社>埼玉の神社>古社巡拝録
中福・稲荷神社 なかふく いなりじんじゃ |
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ご祭神 | ・ |
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鎮座地 | 埼玉県川越市中福2 | |
参拝日 | 2015.8.18 |
<由緒> 当社の創始は社記によると、松平伊豆守信綱が川越城主となり、 新田奉行中沢弥兵衛に命じて当地の開拓に当たらせ、開拓安全を祈願して 城内三芳野天神境内社三芳野稲荷を当地(当時砂久保村)名主尾崎六右衛門邸内に移す。 この時寛永九年十月十九日、遷宮奉仕は城番家老水谷伊勢守であり、 この時の草分けは尾崎・落合・松崎家など数軒であったという。 次いで承応三年三月十八日、村の中央赤峰山の地を按じて社地と定めて工を起こし、 翌明暦元年三月十九日遷座して村の鎮守と仰ぎ三芳野稲荷神社と号する。 また、城内の松飾りを境内で焼き天下泰平を祈ることがこの時に始まり ”どんど稲荷”とも呼ばれる。 万治三年、奉行中沢某、開発の成就に当たり、今福続きと某が名にちなんで 中福村と名付ける。明治五年には村社となる。 「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より |