出丸本・若一王子社>埼玉の神社>古社巡拝

出丸本・若一王子社
でまるほん    わかいちおうじしゃ

 ご祭神
伊弉冉命(いざなみのみこと)
速玉之男命(はやたまのおのみこと)
・事解之男命(ことさかのおのみこと)

 
 鎮座地 川島町出丸本101
 参拝日  2013.11.06

<由緒>

当社は、出丸本・上・下大屋敷・曲師・西谷の五ヶ村の総鎮守である。
社名は、幕末まで「王子権現」「若一王子権現」と呼ばれた。
勧請については、中世、熊野修験の活動によるものであろう。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より











神殿内の狛狐

愛宕・金毘羅社

隣接して鎮座している出丸護国神社





<参拝メモ>

先に参拝した出丸中郷の若一王子社の西、3kmほどのところに鎮座している。
隣接して護国神社があった。
神殿内に狐狛が一対向かい合って座っていた。

明治二年、神仏分離の時流の中、韮山県役人は別当十輪寺住僧善学に対し
祭神につき尋問した。善学は答に詰まり、社前に石の狐二匹あるのみと返答した。
このため役人は、祭神を狐明神とするように命じた。
しかし、これに納得しない氏子衆の懇願によって、翌年旧社名に復した。
これについては尾藤氏が豊島郡王子村の若一王子社に出向き、この社と
当社が同体であることを確認している。
「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」には以上のように載っており、
関係があるのかもしれない。

(駐車スペースあり)





   
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