加須市南篠崎・神明社>埼玉の神社>古社巡拝

        南篠崎・神明社(だいじんぐうさま)
みなみしのざき  しんめいしゃ

 ご祭神
建御名方命(たけみなかたのみこと)
木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと
大日孁貴命(おおひるめのみこと)

 
 鎮座地 埼玉県加須市南篠崎2-8-2
 参拝日  2014.10.15

<由緒>


鍵元と呼ばれる旧社家中里家は「天平七年七月正□太子御作也」と墨書される
御神像を納めた厨子の鍵を代々保管している
また、年紀は文久二年と新しいが当社の縁起も保存され、この縁起によると、
天正年中、越後から中里出雲守が厨子を背に戦場を逃れ、南篠崎の地に来た時、
厨子が急に重くなり、これは神のお告げだとして、小祠を建て出雲守は
中里太郎衛門と改名し、慶長一〇年正月元日より神事を始める。
さらに、太郎衛門が祭主、次男四郎兵衛三男源八郎が亭座となり中里姓一族で
鯉の刺身・平盛・神酒を備え、一同麻裃に大小を帯び、毎年元日の神事を
仕えてきたことを記している。
化政期には村鎮守として鹿嶋と稲荷を相殿神として祀り、明治五年村社となり、
同四一年青竜権現を境内に合祀、南の諏訪社(建御名方命)川端の浅間社(木花咲耶姫命)
を本殿に合祀、大日孁貴命と合わせ三柱としている。

「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より



















最近整備された末社群
中心は鹿嶋大神宮


末社と力石 

大正9年(1920)建立 裾流れ形狛犬







<参拝メモ>

東北自動車道加須インター南西部に鎮座している。
この神社の狛犬は、一つの台座に二匹仲良く乗っており、
観ていてほのぼのとして微笑ましかった。

(駐車スペース有)





   
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