越谷市東町・伊南理神社>埼玉の神社>古社巡拝録
<由緒> 口碑によれば、当社は京都の伏見稲荷の分霊を祀ったものであるという。 創建の年代は不明であるが、正徳六年(1716)に京都の吉田家から受けた 幣帛が現存していることから、この時の分霊であると思われる。 また、『風土記稿』千匹村の項に「稲荷社 村の鎮守なり 柿木村万福寺の持」とあるように、 江戸時代は隣接する柿木村の万福寺の管理下にあり、 当社でも元来は一般的な「稲荷」の文字を社号に用いていたことが分かる。 社号の表記を改めたのは明治以降のことであるが、『明細帳』では 「伊奈理」「、郡村誌では「伊奈利」となっていることから、 試行錯誤の末「伊奈理」と定められたものと思われる。 「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より |
------------------------- - ----------------------- 浅間神社 末社 |
<参拝メモ> 越谷市南東部、中川右岸沿いに鎮座している。 屋根に置かれた飛び狛ならぬ、瓦の狐の瓦が珍しかった。 (駐車スペース有) |
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