<由緒> 当社は元来は天満宮と称し、菅原道真公を祀って来やが、明治四十年に 下生出塚字太郎子山に鎮座していた稲荷社を合祀したことにより、 社号を生出塚神社と改めた。 当社の神体は高さ三〇㌢の木造天満天神座像で、その胎内、京都五条烏丸通りの仏師 左京法眼の孫弟子藤原吉國が、貞享四年(1687)に鴻巣町において宿内の人々の 依頼で作った旨を記した木片を納めていた。 鴻巣の雛人形の古型である土偶天神はこの神像を基にしたものとすいそくされており、 「鴻巣雛」を語る上でも貴重な資料であったが、残念なことことに昭和二十四年に 盗難に遭い、行方不明になっている。 ![]() 天満天神像 「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ------------------------- ![]() 昭和9年(1934)建立 流れ尾形狛犬 ![]() ![]() |