熊谷市胄山・胄山神社>埼玉の神社>古社巡拝録

          胄山神社(はちまんさま)
かぶとやまじんじゃ
 
 ご祭神 
兄多毛比命(えたもひのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
大山咋命(おおやまくいのみこと)
素戔嗚命(すさのおのみこと)

 鎮座地 埼玉県熊谷市胄山80
 参拝日 2015.3.12

<由緒>

胄山の地名は、地内西部にある同名の小山に由来するものである。
この小山は、形が冑に似ていることから胄山と名付けられたといわれ
武蔵国造兄多毛比(えたもひ)命の墳墓であると伝えられている。
社記によれば、胄山は慶長十三年(1608)の春に村人の手で発掘され、
剣・鏡・五躯玉・土偶・土馬などが出土したが、その後間もなく村に病がはやったので、
塚をまた元のように埋め戻し、祟りを鎮めるためにその頂に八幡神を祀ったという。
それが当社の創建である。
一方、胄山村には、文永年間(1264−75)に長福寺の開基に当たり、
その鬼門鎮護のために勧請された日吉神社が村の鎮守として祀られていたが、
明治四十二年に至って胄山神社(明治初年に改称したもの)を日吉神社に合併し、
新たに日吉神社を冑山神社と称するようになった。
ただしこの合併は、書類上のものに過ぎず、その後、八幡神社前の斜面が
氏子の力によって開かれ、そこに日吉神社の拝殿が移築されて
現在の冑山神社の姿が整った。
社記によれば大正六年三月九日のことである。

(埼玉の神社 埼玉県神社庁より)










拝殿



本殿





鎮火神社     日吉神社


<参拝メモ>

旧大里村西端、東松山市に堺を接して鎮座している。
本殿は、拝殿の裏から更に石段を上がった高所に、
フェンスに囲まれていた。
小ぶりだが、立派な彫刻が施されていた。

(駐車スペース有)



     
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