熊谷市上須戸・八幡神社>埼玉の神社>古社巡拝

上須戸・八幡神社
かみすど   はちまんじんじゃ

 ご祭神
品陀和気命(ほむたわけのみこと)

 
 鎮座地 熊谷市上須戸838
 参拝日  2014.9.18

<由緒>

当社は、福川右岸にある横町郭の東城と呼ばれる地に鎮座する。
東城というのは西方の西城に対し、東に城があったことに由来する。
伝説によると、天喜五年(1057)、源頼義が安部貞任を討つために奥州へ下る途中、
当地に逗留した。この折、竜海という沼に棲む大蛇が村人を悩ますことを聞いたため、
土地の島田大五郎道竿に命じて退治させた。頼義はこの大蛇退治を
安部氏討伐の門出に吉事であると喜び、大蛇の棲んでいた所から、東・西・北に
三本の矢を放ち、その落ちた所にそれぞれ八幡社を、沼の中央に大蛇慰霊のための
弁天社を祀った。当社は西に放たれた矢が落ちた所に祀られたという。
内陣には八幡大明神像が祀られている。
この像は柔和な面差しを持つ童子像である。


童子姿の八幡大明神像

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より












八坂神社・金刀比羅社
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大正11年(1922)建立 流れ尾形狛犬






<参拝メモ>

この神社への道を探すのには、少し迷った。
近所の人に聞いてやっと到達できたのだが、参拝に訪れる人も稀なのか、
少々荒れた感じがした。
狛犬もなかなか立派で、古い由緒もあるのだが・・。



(駐車スペース 神社前路駐)





   
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