<由緒> 当地は、古くから開発された所で、古墳があり先史時代の住居跡が 発掘されている。当社境内も”曽根の木古墳”発掘の土を盛った という口碑がある。また小曾根は昭和二十九年まで中条村の大字であり、 中条とは、古い条里制より起こった呼称である。小曾根と言う地名は やせた荒地を表すとする説がある。しかし、これは当社の祭神にちなむものでは あるまいか。祭神の天鈿女命を古くは「うずめさま」さらに「おすめさま」と呼び、 これがいつしか古い社名の雀宮となり、地名の小曾根となったと考えられる。 『明細帳』に「明治十一年十月十二日、同大字字向河原天神社、字西浦 稲荷神社ヲ合祀シ社合雀神社ヲ小曾根神社ト改称ス』とある。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
<参拝メモ> 先に参拝した、柿沼の雀神社の東1kmのところに鎮座している。 当社も昔は雀宮と称していたと言うことだが、地名の由来などを見ても頷ける。 しかし、何故至近のところに、雀と言う名前のの神社が創祇されたか 興味のあるところではある。 (駐車スペースあり) |