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 ・八幡神社
だい  はちまんじんじゃ
 
ご祭神
鎮座地   熊谷市代1343
参拝日 2014.12.03 

《由緒》

鎌倉時代、上州岩松に土着した清和源氏の流れをくむ新田義重は、源氏の氏神である
八幡神を山城国石清水八幡宮から勧請した。
その後、新田家から分家し、里見家を興した義重の弟から一五代目に当たる里見義次が、
天正六年(1578)の上州大間々要害山の戦に敗れ、武州代村(当地)に落ち延びた。
代村に土着した義次は同8年(1580)に郷里の岩松から八幡宮を分霊して
当社を創建した。下って、慶長十八年(1613)行者三海を開山として顕松院を建立し、
当社の別当とした。これより同院は九世にわたり、当社の祭祀に専念したが、
文化四年(1807)に廃寺となるに至った。
このため、里見助左衛門が祀職となるべく上京し、白川家の許状を得、
当社の社家となったという。
現在、拝殿に掛かる文化二年(1805)惣氏子中奉納の「新田義貞」」と
文化十二年(1815)当所里見氏奉納の「新田義貞鎌倉攻め」を描いた二枚の絵馬は
その言い伝えによるものであろう。
明治五年に村社となり同四十一年に代の地内にあった
熊野神社・磯崎社・八坂神社・諏訪神社の四社を合祀した。



 (埼玉の神社 埼玉県神社庁発行)より











諏訪社 八坂社
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安永六年(1777)建立 立尾形狛犬



庚申塔







《参拝メモ》 

国道17号線、熊谷バイパス沿い、代地区に鎮座している。
今日三社目だったが、この神社へ着いた時、
見事に黄色く紅葉した境内の公孫樹に感動した。
誰もいない境内いっぱいに敷きつめられた、黄金色の落ち葉を踏んでの参拝は、
心がワクワクしてくる高揚感を覚えた。
境内の隅に車を停め、持参のおにぎりの昼食は格別だった。
これも、古社巡拝のご利益というものであろう。


(駐車スペース有)


     
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