熊谷市下増田・近殿神社>埼玉の神社>古社巡拝

        近殿神社(ちかつさま)
ちかどのじんじゃ

 ご祭神
稲田姫命(いなだひめのみこと)

 
 鎮座地 熊谷市下増田449
 参拝日  2014.9.18

<由緒>

当社の創建については、「昔、この村は土地が低かったためしばしば水害を被り、
作物が出来なかったが、ある年村人が協議し、堤防を築いたところ五穀が大いに
実るようになった。そこで、このことを感謝して社を設けて稲の神である
稲田姫命を祀り、村の鎮守として崇めるようになった。
これが『ちかつさま』のはじまりである」と伝えられている。
また、当社の社名の由来については一説に本村(西別府)の湯殿神社の
近くにあるため近殿神社と称するようになったというが、定かではない。
当社はまた、古くから降雨の神としても名高く、戦争前は夏になると雨乞いが行われていた。
この雨乞いは、宮司に作ってもらったボンゼン(梵天)を竹の先に付け、
当社に降雨を祈願した後、それを担いで村中を回るもので、
不思議にいつも雨が降ったという。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より









皇大神宮




<参拝メモ>
熊谷市北端、深谷市境に鎮座している。
周囲は広々とした畑地が広がる、純農地帯で、こんもりとした社叢林は
如何にも鎮守の森といった感じだった。


(駐車スペース有)





   
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