<由緒> 祭神は『明細帳』に「菅原道真公」と載る。 本殿内に天満天神座像が祀られている。この像は往古、 見沼に漂っていたところを、敬神の念が厚い当地の村人が拾い上げ、 社殿を建てて奉安したものと伝える。しかし、ある時、心悪しき者に 鳥居の付近まで持ち出され、その者の所有のように 名前を書かれたことがあった。以来、畏きその御姿は他見を許さず、 見ると目が潰れるという。 別当は『風土記稿』によると、中野村正法院門徒の真言宗、 自在山蓮華院正福寺である。 明治初年、神仏分離により正福寺は当社から離れるとともに、 「天神社」から現社名に改称し、同六年、村社に列せられた。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 神使の牛 優しい顔をしている |
<参拝メモ> 東武野田線大和田駅北、1キロbのところに鎮座している。 近くに、さいたま市見沼区役所、武道館、図書館などがあるが 境内は森に包まれ、静かな神域を保っている。 神使の牛の石像が、優しい顔をしていて、印象的だった。 (駐車スペースあり) |