<由緒> 当社は『風土記稿』に「権現社 村の鎮守なり、本地仏十一面観音、銅像にて 長一尺許、運慶作、延命院持」とあり、現在もこの像を内陣に安置している。 ただし『風土記稿」の「銅像」の記事は誤りであると思われ、現存のものは 木像である。『明細帳』に「往古ヨリ現地二勧請シ村内鎮守二有之候処 元禄十丑年検地前ヨリ除税地トナリ社殿再建後及大破文久二戌年十一月中 氏子尽力シテ再建シ明治六年四月村社二許可」と載せている。 昭和三十七年、彦江小学校建設に伴い、別当であった真言宗で虚空像堂として 有名な延命院の裏手から現在地へ移転した。 「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より |
------------------------- ------------------------- 明治26年((1893)建立 流れ尾形狛犬 |