美里町沼上・北向神社>埼玉の神社>古社巡拝

    沼上・北向神社
        ぬまがみ   きたむきじんじゃ

 ご祭神
須佐之男命(すさのおのみこと)
大己貴命(おおなむちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)

 
 鎮座地 美里町沼上1
 参拝日  2014.5.12

<由緒>

『風土記稿』沼上村の項に当社は、「北向明神社 村の鎮守にて長福寺の持、 末社 諏訪
愛宕 金毘羅 山神 牛頭天王 八幡 弁天 天神」とある。
更に別当の長福寺については「新義真言宗、那賀郡広木村常福寺末、瑠璃光山薬師院と号す、
本尊大日を安ず、又傍に北向明神の本地薬師を置り、云々」
当社は明治五年に村社となり、同四十年には字桑中の稲荷神社を合祀した。
更に、大正二年には字上宿の天手長男神社と字南の稲荷神社を境内に合祀した。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より














天手長男神社                      稲荷大明神

末社

神楽殿
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昭和55年(1980)建立 炎尾形狛犬





<参拝メモ>

沼上の地は身馴川の水田地帯に位置する。地内にはかって条里制遺構がみられたほか、
地内の水殿と呼ぶ辺りに水殿瓦窯跡(国指定史跡)がる。この窯跡で生産された
軒平瓦、平瓦は鎌倉永福寺の寛元ー宝治年間(1241−49)の大修理に使用されており、
一三世紀中ごろに操業していたと推定されている。更に、字宮下には奈良・平安期の
集落跡があり、土師器・須恵器が出土しており、古くから開かれた地であったことをうかがわせる。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より

(駐車スペース有)





   
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