当社の境内には、社殿が二つある。 一つは、別雷命を祀る雷電社のもので、もう一つは「大輪神社」の 「お仮屋」ととよばれているものである。 嘉永二年に(1849)再建されたと伝えるこの「お借り屋」は 老朽化が甚だしいかったため、昭和三十年、桜田・鷲宮の合併を記念して 改築された。その際同一境内にあるこの両社を総称して 西大輪神社と呼ぶことが氏子一同で決議されたが、 まだ正式名称にはなっておらず、今も「雷電様」「お仮屋」と 各々の通称で呼ぶことのほうが多い。 「埼玉の神社」埼玉県神社庁より |
------------------------- ------------------------- 文久3年(1863)建立 流れ尾形狛犬 雷電宮 |
<参拝メモ> 平成四年発行の「埼玉の神社」では上記由緒が書かれているが その後現在の社名に統一されたのだろうか。 鳥居、社殿の社号額は「西大輪神社」となっていた。 そして本来はこちらのほうが主であった雷神社は脇に回ったらしい。 いずれにしても芝の貼られた境内は明るく、清掃も行き届いて 気分のよい神社だった。 、 (駐車スペースあり) |