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駒形神社
こまがたじんじゃ

 ご祭神


 
 鎮座地 埼玉県小川町原川74
 参拝日  2014.10.30

<由緒>

天正十八年(1590)の松山城陥落の際、
落武者の一部は大河原村(現東秩父村)に逃れたといわれており、
城主上田安独斎朝直の墓も同村内の浄蓮寺に現存する。
同寺の過去帳によると、松山城にいた三人の家老の一人、
原川丹波守が落ち延びて隠れ住んだのが当地であったという。
このころ当社も創建されたと伝わるが、
『明細帳』には慶長四年(1599)に再建とあることから、
当初は小さな祠であったのであろう。
その後、次第に村民の信仰を集め、当村独立の際に村の鎮守として
位置づけられたと思われる。
丹波守の後裔に当たる○家で現在祀られている雌雄の木彫りの馬は、
この当時の神体であり、神仏分離により○家に預けけられた。
左甚五郎の作と伝え、夜毎作物を食い荒らすので、
古くは鎖に繋がれていたという。


雌雄の馬形


「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より











稲荷 仙元





<参拝メモ>

当地は兜川上流の山間地にある。
古くは玉川領に属したという。正保から元禄年間(1644−1704)にかけて、
竹沢村が六村に分かれた際に原川村として独立したという。
先に参拝した大塚の諏訪神社北、至近のところに鎮座している。



(駐車スペース有)





   
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