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廣瀬神社
ひろせじんじゃ

ご神紋 右三つ巴
 ご祭神
若宇迦能賣命(わかうかのめのみこと)

式内社 
 鎮座地 埼玉県狭山市広瀬2
 参拝日  2014.11.19

<由緒>

当社は入間川北岸に鎮座している。

社記によると景行天皇の御代、日本武尊東征の折、当地を流れる入間川が
大和国広瀬河合の地によく似ていることから延喜式内廣瀬坐和加宇加乃命神社より、
宇加能賣命を移し祀ったと伝えている。しかし、大和国の広瀬神社は天武天皇四年(674)、
小錦中間人連大蓋と大山中曽禰連韓犬を遣わして大忌神を広瀬の河合に祀り、
以来祭を竜田神社の風神祭と同時に毎年四月と七月の四日に行うのが
例であったということから、その創始は日本武尊東征よりずっと後のことである。
このため、当社の創立も天武天皇四年以降ということになる。
おそらく、当社は中央から広瀬郷経営の任に当たった者の勧請と思われる。
これは当地が河川合流点の広い河原に当たり、地形的にも大和国広瀬の地と
類似していることから、水利の便に富んだこの地で、水神及び作神として
広瀬の大神を祀ったもの。あろう

「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より

















霞神社



神楽殿

太鼓楼





境内のご神木 欅 樹齢約1000年
他にもう一本、欅のご神木あり


<参拝メモ>

入間郡延喜式内社五座のうちのひとつ。

祭神が女神であるところから、荒々しいことを嫌いうといわれ、
上尾市平方に鎮座する八枝神社のお獅子様が、この村を通過するときは
静かに通ることになっている。また、子供が町などへ行って獅子を買ってきたり、
地元の者が獅子頭を彫ったりすると病気になるといわれていることから、
当地では獅子の行事は遠慮され、神社境内にも狛犬を置いていない。
「埼玉の神社 埼玉県神社庁」より

(駐車スペース有)





   
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