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館氷川神社
たてひかわじんしゃ

 神紋 左三つ巴
 ご祭神
素戔嗚尊(すさのおのみこと)


 
 鎮座地 志木市柏町3−6−19
 参拝日  2013.5.22


由緒・歴史は下段に





















平成9年(1997)建立狛犬

境松稲荷大明神








当社は館之郷(たてのごう)に属した五か村(館村・中野村・引又村・針ヶ谷村・
北野村)の総鎮守として崇められ、「館のお氷川様」と呼ばれる。
館の地名は平安時代にこの地を領した藤原長勝の居館があったことに
ちなんでいる。長勝は、沼に棲んでいた大蛇を退治し広大な田を
開いたことから、「田面長者」と称された。
鎌倉時代には荏柄平田胤長・二階堂土佐守が相次いで居住し、
室町期には大石信濃守により改築がなされた。
その遺構が「柏の城」と呼ばれ・・。
(中略)
その「柏の城」の空堀跡の南東にあるのが当社で、社伝によれば、
貞観年間(859−877)に藤原長勝が勧請したのに始まり、室町期には
「柏の城」の守護神とされたという。このほかにも、延暦年間(782−806)
に坂上田村麻呂が蝦夷征伐に向かう途中、賊徒に行く手を阻まれた際、大宮の氷川神社の加護によって賊徒を倒せたことから同社を勧請したという説や
久安五年(1149)に新座郡の郡司高野大膳亮師之が郷村の鎮守として
勧請したという説が伝えられている。
いずれにしても、平安期から鎌倉・室町期にかけて、土地の開発に当たった
有力土豪により崇敬されたことは間違いないであろう。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁」より



(駐車スペースあり)





   
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