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下青柳・久伊豆神社
しもあおやぎ  ひさいずじんじゃ

ご神紋 左三つ巴
 ご祭神

 
 鎮座地 久喜市北青柳1523
 参拝日  2013.9.06

<由緒>

当社の創建について、『明細帳』は不詳としているが、その創建には
「大尽」と呼ばれ、かっては名主を務めていた関根家がかかわっていたと思われる。
同家は、『風土記稿』にも「旧家者十郎」と記されており、、その先祖は
鎌倉幕府の御家人で、数代後の民部小輔重隆は古河公方足利政氏にに仕え、
政氏が永正九年(1519)に子の高基との争いに敗れて各地を転々とした後、
同十五年(1581)に久喜館で隠棲の身となった際、重隆もこの地に
土着したと伝える。この間、永正十三年(15169から足掛け三年余りを
政氏らは岩槻の上杉朝良の元で過ごしているため、重隆がこの地で
帰農するに当って主君に縁の深い岩槻城の鎮守である久伊豆神社を
勧請したものと思われる。


「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より














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天保13年(1842)建立 流れ尾形狛犬





<参拝メモ>
東北自動車道、久喜インターチェンジの近くに鎮座している。
また、すぐ南には圏央道の久喜白岡ジャンクションが建設中で
完成すると、交通の要所となり、工場や倉庫など
流通の一大拠点に変化し、この神社を取り巻く環境も
すっかり変化してしまうものと思われる。
天保13年建立の狛犬が良かった。

(駐車スペースあり)





   
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