東京都北区田端・東覚寺>古社巡拝録

白龍山東覚寺
はくりゅうさんとうかくじ
本尊  不動明王
 所在地 東京都北区田端2-7-3
 参拝日 2018.5.24

<由緒。

延徳3年(1491)源雅により神田に創建。
その後根岸(現在の台東区)そして、慶安年間(1600年頃)に
田端の地に移転されたと言われている。また、
7石の朱印地を受けていたと言われている。

赤紙仁王

当寺院の特徴として山門に体中に赤紙が貼られた金剛力士像がある。
これは、通称赤紙仁王と呼ばれ、病を患った人がその部分に相応する箇所に
赤紙を仁王像に貼ると治癒されると言われており、現在においても赤紙を貼る人が絶たない。
その後病が治癒すると、草履を供えるものとされており、その風習も現在残っている。

なお、仁王像は寛永8年に賢盛の時代に造立されており、
当時江戸市中におい疫病が流行っていたのでそれを鎮めようとして
建立されたものとされている。
しかし、仁王像に赤紙を貼るという風習はこの時存在しておらず、
この風習は明治時代に入ってから広まったものと伝わっている。


また、当仁王像は江戸時代までは東覚寺が別当寺を務めており隣接する田端八幡神社の前にあった。
その後、神仏分離令が出来て、明治時代に東覚寺の前にあった九品仏堂の前に移転、
そして2008年に道路拡張の際にさらに後方に移転した。1998年に北区の指定文化財になった。

(WIIPEDIAより)
























体全体に赤紙を貼られた仁王様



本来のお姿
大雨の後しか見られないという


願いが叶い
病気が治ると草履を奉納する





先に参拝した田端八幡神社から階段を下り、広い通りに出ると
近くのお堂の中に立つ、真っ赤なものが目に飛び込んできた。
いぶかしく思って近づいてみると
「赤紙仁王尊」という、幟が立っている。
説明板を読むと、赤い紙を仁王像に貼り祈願すると、
悪いところが治るという。
以前,どこかの寺で塩地蔵というのを見かけたことはあるが
赤い紙を貼るというのは初めてだった。
早速庫裡に行き、赤紙を求めて
仁王様に貼り、痛いところが治るよう祈願した。





     
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