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桜木神社
さくらぎじんじゃ

 ご祭神
・主神
秋津彦美豆桜根大人命あきつひこみつのさくらねのうしのみこと)(本居宣長)

 
 鎮座地 所沢市西新井町1360
 参拝日  2013.8.05

<由緒>
近世の国学者は、我が国の古典によりわが国柄を明らかにし、
明治維新に多大な影響を及ぼしたのであり、またそれが一般市民から興り
農村にまで浸透したことは、草莽(そうもう・民間の意)の国学者を育てた。
当社の創祀者藤田七郎衛門もその一人で、文政三年に生まれ、
生来学問好きで、農耕の余暇読書に専念し、国典・漢学に通じ
殊に本居宣長に私淑し、ついに本居宣長の門に入り、更に幕末に
平田家門人帳に名を連ねている。
彼の国学に対する思いは厚く、嘉永三年、宣長翁五十年祭の折に
自分の山林を開いて、秋津彦美豆桜根大人命(あきつひこみつのさくらねのうしのみこと)(本居宣長)を主神として源義公命(みなもとのぎこうのみこと)(徳川光圀)を合祀した小社を建てたのが始まりで、ここを本居山と通称するようになった。
社号は宣長翁の神名にちなむ。

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より








参道脇に咲いていた花


特に氏子崇敬者を持たない当社は神社としては
特殊な部類に入るかもしれない。
所沢航空記念公園の東、武蔵野の深い林の中に建っている。

(駐車スペースなし)





   
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