所沢市上山口・千門大明神>埼玉の神社>古社巡拝

千門大明神
ちかただいみょうじん


 ご祭神


 
 鎮座地 所沢市上山口78(付近)
 参拝日  2014.8.20

<由緒>

当社は平将門の落武者を祀ったものと伝えられる。
江戸末期の歴史学者杉本林志の書いた「狭山栞」によると
承平天慶年間の何れの戦いかわからないが将門の落武者が
大勢この地に来て戦力を消耗したのか立往生したという。
そしていずれも生々しい血刀をひっさげていたという。
里人はこれらの戦死者を手厚く葬り、その血刀と鎧を埋めて
その上に祠を建て血刀明神としてまつる。
血刀は「千刀」とも書き後に嘉字に当てるため「千門」ともいう。
なおこの地の小字は「チカタ」といっている。
 昭和五十二年二月十四日 氏子総代 森田半十郎

「神社由緒書き」より
















<参拝メモ>

単立神社なのであろう。
「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」には記載されていない。
千門と書いて「ちかた」と読む。
社号額は八幡宮となっているが、由緒書きを見ると何か曰くのある神社のようにも思える。
元の名が血刀明神などと、恐ろしげな社名だが、さっぱりとした明るい境内だった。


(駐車スペース有)





   
TOP
  INDEX



inserted by FC2 system