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芦ヶ久保・白髪神社
あしがくぼ     しらひげじんじゃ
 

 ご祭神
白髪武廣国稚日本根子天皇(しらがたけひろくにおしわかやまとねこのすめらみこと)

 
 鎮座地 秩父郡横瀬町芦ヶ久保202−3
 参拝日  2013.9.24

<由緒>

芦ヶ久保の地名は、『風土記稿』によれば、正丸峠の下の窪地に芦などが
多く茂っていたことに由来する。開村の年代は明らかではないが、
最も早くから芦ヶ久保に居住していたのは、森下耕地の村越家であろうといわれている。
同家は、幕政期には名主を務めており・・。(中略)
口碑によれば、当社は、この村越家が一族の氏神として勧請した社であると伝えられ、
古くは村越家とその同族によって祭祀が行われていたという。
ところが、明治に入り、芦ヶ久保村の村社を制定するに際して、村内には当社をおいて
村社とすべき神社がなかったところから、村は同家に譲渡を要請し、同家もこれに
応じたことによって、当社は芦ヶ久保村の鎮守として祀られるようになった。
祭神は、白髪武廣国稚日本根子天皇(しらがたけひろくにおしわかやまとねこのすめらみこと)で
一間社流造りの本殿には厨子に入った像が納められている。


白髪明神像 明和8年

「埼玉の神社・埼玉県神社庁発行」より



道の駅「芦ヶ久保」から







稲荷社                    七鬼神社

社殿から道の駅方面を見下ろす




<参拝メモ>

国道299号線、横瀬町芦ヶ久保に鎮座している・
神社は国道を見下ろす高台にあり、秩父山地を眺める
見晴らしの良いところである。


神社名漢字表記について
しらひげ→白髪となっているが
これは埼玉県神社庁発行の「埼玉の神社」による。
社号額では「白鬚」となっているので
こちらの方が正しいのかもしれないが
ここでは何時も参考にしている本の表記に従った。


(駐車:川の対岸にある道の駅)





   
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